2歳の子供とゴールデンウィークの丹沢大山登山(前編)

shimosha-view 旅行記

ちょうど1年前に1歳の娘を連れて東京の御岳山に登り、子連れでも意外といけるもんだなと思ったので、もう少し難易度の高い山にもチャレンジしたい!ということで、先日、妻と2歳の娘と神奈川県の大山に登ってきました。

ゴールデンウィークなのでバスやケーブルカーは激混みを覚悟していましたが、意外とそこまで待たされることもなかったです。

都内から伊勢原へ

大山の玄関口の伊勢原駅までは小田急線の快速急行で新宿から55分、下北沢からは45分ほど。

子連れで長時間の電車移動なので、本当は時間が合えば新宿からロマンスカーに乗りたかったのですが、伊勢原に止まるロマンスカーが1時間に1本しかなく、ちょうどいい時間には間に合わなかったので断念です。

電車内では座れて途中までは大人しくしてくれていたのですが、最後の10分くらいは案の定飽きてきてあやすのが大変でした。

バスで大山ケーブル下へ

9:15 伊勢原駅到着

伊勢原駅からは大山ケーブル行きのバスに乗り換えます。

駅でトイレを済ませて北口のバス乗り場へ向かいます。

GWなので大行列かと思いきや、意外とバス停に並び始めて10分ほどで運良く直行便のバスに乗ることができました。

ただ、バスの中はぎゅうぎゅうで高齢者も多く、我々のような元気な普通の子連れは優先席の優先カーストが低いので娘は終点まで抱っこです。

直行便は旧参道の細い道を通らずに大山バイパスを通るので、終点の大山ケーブルまで20分ほどで到着しました。

bus

こま参道

9:55 大山ケーブルバス停到着

大山ケーブルのバス停からケーブルカー乗り場までは、こま参道という食事処や土産物屋が並ぶ階段続きの参道を上っていきます。

koma-sando

なかなか風情のある参道で、時間に余裕があればゆっくりお店を見たかったです。

娘を抱っこして362段の階段を上るのはなかなか大変でしたが、まだスタート地点にも着いていないので、気合いでケーブルカー乗り場までノンストップで歩きました。

大山ケーブルカー

10:10 大山ケーブル駅到着

こま参道を15分ほど歩き、ようやくケーブルカー乗り場に到着しました。

ここからケーブルカーに乗り、大山阿夫利神社の下社を目指します。

こちらもそこまで混んでおらず、乗り場到着から10分ほどでケーブルカーに乗れました。

oyama-cable

グッドデザイン賞を受賞している新型車両はとてもきれいで、自分の中のケーブルカーのイメージが覆されました。

oyama-cable2

標高差約300m弱をものの6分で駆け上り、下社のある阿夫利神社駅に到着です。

yamayama
阿夫利神社駅からの眺め。緑が気持ちいい

大山阿夫利神社下社

10:30 大山阿夫利神社下社到着

ケーブルカーの駅から少し歩くといくつか食事処のある広場のようなところに出てきます。

有名なルーメソののれんが見えます。ラーメンののぼりを間違えて横につけてしまったそうです笑

広場の下の方には鹿が見えました。

石段を登ると大きな鳥居と下社の本殿があります。

shimosha

下社からの眺めも十分素晴らしく、天気も良かったので相模湾まで見渡せました。

shimosha-view

ここに着くまでに既に軽く登山した気になっていましたが、一応ここがスタート地点です。

ここから本坂を登って大山山頂を目指します。

本坂を登っていざ山頂へ

10:50 登頂開始

エルゴベビーのベビーキャリアで娘を背負い、頂上に向かっていざ出発です。

事前情報で十六丁目辺りから坂が緩やかになるとのことだったので、最初はおんぶ、途中から歩いてもらう作戦です。

お祓いをして登山スタート!と意気込みますが、

登拝門をくぐるといきなり急すぎる石段が現れて早速心が折れそうに…

oyama-start

それでもめげずに100段以上ある石段を登り終わると、このような登山道がひたすら続きます。

なかなか険しい道のりですが、小さな子供からお年寄りまで登っていました。犬も何匹か見かけました。

私も娘をおんぶしながらも序盤はハイペースで進んで行きます。

途中途中に丁目石が置かれていて、山頂までの道のりの目安になっています。登拝門を一丁目として山頂の二十八丁目まであるそうです。

無理はしすぎないよう、適度に休憩を挟みながら登って行きます。

meoto-sugi
八丁目の夫婦杉

tengu-rock
十五丁目の天狗の鼻突き岩

11:50 本坂追分(十六丁目)到着

初めてベンチが設置してあるところに到着したので、ゆっくり休憩することにしました。

登り始めてちょうど1時間、ようやく抱っこひもから娘を下ろして一息つけました。

座って休憩するとだいぶ回復できます。

16-chome

事前情報通りここから先の道は2歳の娘でも歩けそうだったので、作戦通り娘を下ろして歩いてもらうことにしました。

やっと歩けて娘も嬉しそう。

しばらく緩やかな坂が続きます。

oyama2

しかし、歩いてもらえたのも束の間、だんだんとまた勾配が急になってきて2歳児が歩くには難しくなってきてしまいました。

明らかにペースが遅くなってきて、このままでは山頂にたどり着くのがどんどん遅くなってしまうので、仕方なく再びおんぶです。

12:27 富士見台(二十丁目)到着

二十丁目に富士見台というビューポイントがありました。

登り始めてから初めて反対側の景色が見えました。だいぶ登ってきたことがわかります。

富士見台という名前の通り、雲の上から富士山が顔を出しているのが見えました。

二十丁目を過ぎた辺りから足腰がだいぶキツくなってきて、だんだん次のポイントまでが遠く感じてきました。

二十丁目から30分ほど歩くと、鳥居が見えてきました。

ということはきっと頂上までもう少し、、力を振り絞ってさらに登ると上の方に建物も見えてきました。

oyama-summit

頂上が近いことを確信すると、急に足取りも軽くなったような気がしてきます。

13:10 山頂到着

登頂開始から2時間10分で大山山頂に到着しました!

標準タイムの1時間30分と比べるとやや遅いペースですが、2歳児を背負って登ったので自分によく頑張ったと言いたいです笑

山頂や山下りの様子など、続きは次の記事でお伝えします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました